成果が出る営業電話の極意──明日から使える“キーエンス流”テレアポ術
2025.05.01

目次
はじめに
電話営業は、最も原始的ながら今なお有効な営業手法です。
その一方で「ガチャ切り」「門前払い」に心が折れる営業パーソンも少なくありません。
ここでは、営業電話の現場で培われた“成果を出す電話営業”のテクニックを、6つのパートに分けてお届けします。
トークスクリプトは“話しながら作る”が鉄則
電話営業の基本は、話した内容を記録して改善すること。
Googleドキュメントやスプレッドシートを開き
オープニング/中盤/クロージングの構成を分けて
お客様の反応が良かった言い回しを記録
これを日々繰り返すことで、自分専用の“最強スクリプト”が完成していきます。
営業電話と思わせないトークの入り口
第一印象で営業と悟られた瞬間、会話は終了します。
「いつもお世話になっております」
「〇〇の件で一度ご挨拶したことがありまして…」
など、既知の関係を思わせる雰囲気作りが非常に有効です。
“かしこまりすぎず、ラフすぎない”バランス感覚が大切。
あえて「営業の電話です」と言い切るテクニック
反対に、商材や状況によっては潔さが刺さることも。
「営業のお電話と先にお伝えしておきますね」
「ご負担にならないように、要点だけお伝えします」
など、正直に話すことで“他の営業電話と違う”印象を与えられます。
最初の15秒は「自分が笑う」ことが重要
感情は声に乗ります。顔が見えない電話だからこそ、笑顔の声が信頼を生むのです。
「私、3度のご飯より営業が好きでして(笑)」
「明るい声で失礼します!」
といった一言が、会話を一気に和らげます。
「ご用件は?」と言われたら即、結論!
反応が取れたら、すぐに要件を伝える。
悪い例:「実は千葉の会社でして…」
良い例:「今回は〇〇のご提案でお電話しました」
そして、断られた場合も
「実は、よく“いらない”とおっしゃる方に向けて、今回のご案内をご用意してまして…」
と、“あなたにこそ”を添えると、提案の特別感が生まれます。
クロージングは「お願い」で締める
「お時間ありますか?」「ご都合いかがですか?」ではなく、
「では、〇日に一度オンラインでお話させてください。よろしくお願いします」
と判断を委ねずに導く言い切り型が効果的。
相手のストレスを減らし、意思決定のハードルを下げます。
まとめ:営業は“スクリプト+習慣”でうまくいく
成果の出る営業電話は、“才能”ではなく“仕組み”でつくるものです。
日々の記録と改善
第一声の工夫
クロージングの誘導
これらを積み重ねることで、誰でも営業の成果は変わります。
まずは「トークスクリプトを書き出す」ところから始めてみてください。
そして、自分自身の声・言葉・反応を見つめながら、成功のパターンを増やしていきましょう。
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