【返報性の原理×テレアポ】相手の心を動かす「与える営業」テクニック
2026.01.02
目次
はじめに
営業現場では「テクニックよりマインドが大事」と言われることもありますが、心理学を応用した“人が動く原則”を知っているかどうかで、成果は大きく変わります。
今回はその中でも特に強力な「返報性の原理」をテレアポや営業に活用する方法を、2つの切り口で解説します。
そもそも返報性の原理とは?
「何かをしてもらったら、お返ししなければいけない」という心理現象のこと。
バレンタインでもらったら、ホワイトデーに返す──そんな「無意識の義務感」こそが、返報性の原理です。
これは、アメリカの社会心理学者ロバート・チャルディーニ氏の著書『影響力の武器』でも、最重要の1つとして紹介されている強力な人間心理のひとつ。
この法則を営業に応用すれば、商談への移行率や信頼構築スピードが一気に上がるのです。
営業で活用できる「与えるもの」は2つだけ
今回は、商品やノベルティのような“モノ”ではなく、「目に見えないモノ=情報」の中でも、次の2つに絞ってご紹介します。
1. 自分の情報を与える(自己開示)
テレアポでも商談でも、相手に一方的に質問を投げかけていませんか?
例えば、
「ご出身はどちらですか?」
「普段の休日は何をされていますか?」
こういった“尋問スタイル”では、相手は防御反応を強めてしまいがち。ここで大切なのが、先に自分の情報を開示することです。
たとえば:
「私は奈良県出身なんですが、○○さんはどちらご出身ですか?」
といった形で自己開示 → 相手にも話してもらう、という流れをつくると、相手は無意識に「お返し」しようとし、自然に心を開いてくれます。
これが“返報性の原理”を活用した自己開示型の会話術です。
そして自己開示のレベルを少しずつ深めていけば、最終的には信頼が確実に構築されていきます。
2. 相手にとって役立つ情報を与える
もう1つの「与える」は、相手にとって有益な情報の提供です。
たとえば、商談前の雑談で「うちの営業チーム、実はコミュニケーション苦手で…」という話が出たとしましょう。
そのときに、具体的な改善ステップやヒントを惜しみなく伝える。すると、相手はこう思います。
「まだ契約していないのに、こんなに時間も知識も出してくれるなんて…返さないと申し訳ない」
この時点で、商談の温度感は格段に上がっています。
実際にこの段階で「ここまでしてもらって大丈夫なんですか?」という言葉が出てきたらチャンス。
「大丈夫です!YouTubeやブログなどでも発信していますが、もし本格的に成果を上げたいと思ったら、ぜひお時間いただければ弊社サービスのご案内もできます」
こう伝えるだけで、提案(プレゼン)への移行率が自然と高まります。
まとめ:誰でもできる「返報性」型の営業術
自分の情報を開示することで、相手も心を開きやすくなる
相手の課題に役立つ情報を与えることで、信頼と“恩義”が生まれる
どちらも、お金やモノは必要なく、今日からすぐにできる“ギブ型営業”です。
テレアポや商談の成果を上げたい方は、ぜひ「返報性の原理」を営業スキルに組み込んでみてください。
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