ツァイガルニク効果・未完フレーズを活用したテレアポ術

2026.01.06

テレアポ最大の敗因は「話し終わった瞬間」にある

テレアポで最も多い失敗は何か
それは話の途中で電話を切られてしまうことです

せっかく担当者とつながっても、
「興味がない」と判断された瞬間、通話は数秒で終了します

しかし、この「途中で切られる」という現象は、
相手の気分や偶然ではありません。
明確な心理トリガーが存在します

人は「話が完結した瞬間」に切る準備をする

人間の脳は、
区切りの良いタイミング=終点
と判断すると、次の行動に移ろうとします

テレアポでよくあるこのフレーズ

「本日は新しいサービスのご案内でお電話しました。
数分で終わる内容です」

このように文章が綺麗に完結すると、
相手の脳内ではこう処理されます

「あ、ここで終わりだな。じゃあ切ろう」

つまり、
話を“きちんと終わらせるほど、切られやすくなる”
という逆説が起きているのです

解決策は「未完フレーズ」を使うこと

ここで使うべきなのが、
未完フレーズです


未完フレーズとは、
意図的に言葉を言い切らず、話を完結させない技法

相手に
「続きがある」
「まだ何か言われそう」
と思わせ、切る判断を先延ばしにさせる心理操作です

ツァイガルニク効果とは何か?

ツァイガルニク効果とは何か?

このとき働いている心理が
ツァイガルニク効果です

人間は、

完結した情報 → 忘れやすい

未完の情報 → 強く気になる

という特性を持っています

映画の予告編や
「続きはWebで」
が気になるのも、すべて同じ原理です

テレアポでも、
未完=続きを知りたい
という衝動を生み出せれば、
相手の脳は自動的に「聞くモード」に入ります

実践例:切られない未完フレーズ

NG例(完結型)

「本日は商品のご案内でお電話しました」

→ 完結しており、切られやすい

OK例(未完型)

「本日はですね、
少しだけ“気になる数字”がありまして…」

「実はお電話した理由が1つだけあって、
あの件に関してなんですが…」

「御社にとって、
今このタイミングだからこそ
お伝えしないと、
逆に損をする可能性があって…」

いずれも共通点は、

答えを言わない

意味だけ提示する

続きを期待させる

という構造です

声・間・語尾で効果は倍増する

未完フレーズは、
言い方で完成します

ポイントは3つ

① 語尾を弱くする

言い切らず、音を下げる

② 間を入れる

「お電話した理由が1つだけあって…(間)」

③ 焦らない

早口は「売り込み感」を生む

この3つを組み合わせると、
相手の脳内ではこうなります

「このあと何を言うんだろう…?」

この瞬間、
電話を切るスイッチは停止します

応用パターンはいくらでも作れる

未完フレーズは無限に応用できます

「御社の競合では、すでに始まっていて…」

「少し驚かれるかもしれないのですが…」

「売上に直結する可能性があって…」

重要なのは、
明かさないことではありません

続きを“期待させる構造”を作ること

これが本質です

テレアポ最強の武器は「未完成の誘導」

テレアポで必要なのは、
完璧な説明ではありません

完結しない誘導です

相手が、

「それ、どういうこと?」

と思った瞬間、
あなたの話は
最後まで聞かれる流れに入っています

まとめ:すべてを話すな、言い切るな

最初から全部伝えるな

・きれいに終わらせるな
・言葉を途中で止めろ

テレアポの勝者は、
「言い切れない力」を持っています

クライマックスは、
相手が前のめりになってから

未完フレーズを制した者が、
通話時間も、アポ率も、支配します

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