テレアポの最後で断られないために──クロージングで意識すべき5つのこと

2025.04.24

はじめに

テレアポで「いい感じに話が進んでいたのに、最後のクロージングで断られてしまった…」という経験はありませんか?

担当者とつながり、ニーズもありそうで、会話も盛り上がった。なのに肝心のアポイントにつながらない──。

実はそれ、“クロージングの詰めが甘い”ことが原因かもしれません。

この記事では、アポ率を上げるために意識したいクロージングのコツを5つに絞ってご紹介します。

1. 日程は“選択肢”を示す

「いつがご都合よろしいですか?」という聞き方は、一見丁寧ですが、実は相手に負担をかけています。

「来週でしたら、月曜か水曜はいかがですか?」
「午前・午後どちらがご都合よろしいでしょうか?」

このように選択肢を提示すると、相手は答えやすくなり、アポ獲得の確率がグッと上がります。

2. 逃げ道を用意する

「もしご興味なければ、遠慮なくおっしゃってください」

この一言があるだけで、相手は“無理に押し込まれない安心感”を持ちます。

心理的リアクタンス(=強引な営業への反発)を和らげる効果があり、結果として「じゃあ話だけでも…」という前向きな返答につながりやすくなります。

3. クロージングでは“主導権”を持つ

普段は相手への配慮が重要ですが、クロージングでは主導権を自分が持つことが大切です。

相手に「日程を考える」手間を与えると、「やっぱ面倒だな」となりやすいため、リードして日程調整を進めましょう。

4. 説明しすぎない

電話で商品やサービスの魅力を全部伝えようとすると、逆効果になることも。

「情報量が多すぎる」「面倒そう」と思われてしまうリスクがあるからです。

テレアポの目的は詳細な説明ではなく、“興味を持ってもらうこと”。
あえて「続きはぜひお時間いただければ詳しくご案内します」と伝えるくらいがちょうど良いのです。

5. “想い”を伝える

商品の機能や価格ではなく、なぜこの商品を届けたいのかという“想い”を言葉にすることで、相手の心が動きます。

「困っている方の力になりたい」

一見キレイごとに聞こえるかもしれませんが、人は“熱意”や“使命感”に自然と引き込まれるものです。

まとめ:アポ率を上げるクロージング術

テレアポは、最後のクロージング一つで結果が大きく変わります。

今回ご紹介した5つのコツ:

選択肢を提示する

逃げ道を用意する

主導権を持つ

説明しすぎない

想いを伝える

どれも明日からすぐに実践できるテクニックです。

「一生懸命話したのに断られる…」を減らすために、ぜひ試してみてください。

効率の良いテレアポで、楽しくアポ獲得していきましょう!

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