ガチャ切りされないテレアポとは?──断られない“言葉”を手に入れろ

2025.04.25

はじめに

毎日テレアポをしていると、「ガチャッ」と電話を切られること、ありますよね。せっかく勇気を出してかけたのに、一言も話せず終わる……。それは単純にあなたの営業力がないのではなく、“伝える言葉”が原因かもしれません。

実は、断られるかどうかは、電話の冒頭で何を話すかで9割決まります。相手はあなたの“言葉”を聞いて、「この電話はもういいや」と判断しているのです。

そこで今回は、“ガチャ切りされないテレアポ”のために、押さえるべき3つのポイントをご紹介します。

1. 【未完の情報=気になる心理】情報ギャップ理論を使え

人間は「既に知っていること」と「まだ知らないこと」の間にギャップが生じると、それを埋めるために好奇心が生まれ、行動が引き起こされます。これを「情報ギャップ理論」と言います。

この心理を応用して、冒頭で“あえて未完”の情報を話すことで、相手に続きを聞きたくさせるのです。

例:「今回、御社の〇〇に関して、弊社側で非常に気になる点がありまして…」

「何の話だろう?」と思わせることで、相手が話を切らずに聞いてくれる状態をつくれます。

2. 【続きを聞きたくなる理由】強いフックを入れよ

興味を惹かれた相手に、次に必要なのが“フック”。これは「この話、ちゃんと聞いておいた方がいいかも」と思わせる情報です。

例:「実はここ1ヶ月で、〇〇業界の人材が80名ほど弊社に登録しておりまして…」

「うちに関係ありそう」と思ってもらえれば、その時点で相手は“ガチャ切り”という判断をしなくなります。

3. 【信頼の入口】質問で会話を開く

相手の関心を得たら、ヒアリングに入ります。ここでは“会話の主導権”を持ちすぎず、質問で相手に話してもらうことが大切です。

例:「ちなみに、今の求人はいつ頃までのご予定ですか?」

相手が話し出すと、一気に会話の温度が上がります。商品説明ではなく、「相手の状況を理解する」姿勢が、信頼の第一歩になります。

まとめ:断られないテレアポには“構成”がある

テレアポで結果が出る人は、行き当たりばったりではありません。営業も「構成」が必要なのです。

1章:未完の情報で“気になる”を引き出す

2章:フックで「聞いて損はない話」に変える

3章:ヒアリングで会話の主導権を開放する

この流れでトークを構成することで、ガチャ切りを回避し、アポ率をぐっと高めることができます。

“断られるのは言葉のせい”。だからこそ、“断られない言葉”を選んでいきましょう。

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