テレアポ代行は成果報酬が良い?テレアポを外注するときの料金体系の選び方

2018.05.28

「成果報酬」だけじゃないテレアポ代行の料金体系とは?

テレアポ代行を依頼する際に1アポイントにつき報酬が発生する成果報酬型を強く要望する企業は少なくありません。成果報酬型を強く要望される方の多くは「毎月固定費用が発生するよりも、成果に応じて費用が発生する方がお得そうだ」と思われている理由が多いです。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか?
実際のところ、成果報酬型だからという理由でテレアポ代行会社を決めるのは急ぎ過ぎです。

テレアポ代行会社の立場で成果報酬について実情をお話すると、テレアポ代行会社は成果に繋がり難い案件よりも、繋がり易い案件に多くの時間を掛けたくなります。理由はご察しの通り、どこのテレアポ代行会社だからというわけではなく、ビジネス上、儲かる依頼にリソース配分をするのはセオリーとも言えます。

その結果、儲からないという判断がなされると、テレアポ代行を委託している側が想定していたアポイント数を獲得できないということが生じます。

では、テレアポ代行会社とうまく付き合い、成果を上げている企業はどういう企業なのでしょうか。
そのポイントの一つとして、依頼する案件の難易度に応じた料金体系の選定の仕方が重要になってきます。

次章では、テレアポ代行における主な料金体系と特徴について紹介します。

テレアポ代行の主な料金体系

アポイント成果報酬型

前章で触れたように成果報酬型は、アポイント獲得などの成果に応じて報酬が発生します。アポイントがなければ費用が発生しないため、費用対効果の試算がしやすいのが特徴です。
一方で、テレアポ代行会社もアポイントを獲得する事で売上につながるが故、アポイントを獲得する事が目的化してしまい、ときには設定していた基準よりも見込みの低いアポイントが多くなってしまったご経験は読者の皆さんもお持ちではなのではないでしょうか。
だからといって、アポイントの取得基準を高めると、テレアポ代行会社側での稼働工数自体も担保し辛くなったりすることで、想定していたアポイント数の提供がなされないという可能性も起こります。

コール数報酬型

文字通り1コールあたりに費用が発生する料金体系です。1リストに対し、◯コールで単価がいくらというルールで料金設定しているテレアポ代行会社が最近では多いです。1コールでという実績ベースで費用が発生する一方で、受付NG(拒否)※1などの場合でも費用が発生してしまいます。
ただし、休眠顧客リストなどに対し、ヒアリング調査も兼ねて利用する場合、無駄アポがなくなる事に加え、顧客リストの状態把握が行えるといった活用の仕方ができます。また、アポイントが取りやすいサービスの場合は、成果報酬型よりもコール数報酬型の方がアポイント単価でもお得になる場合もあります。

※1 受付NG(拒否):受付で断られてしまい、担当者に繋がらないことを意味します。

月額固定型

月額固定型はコンサルティング形式に近い料金体系です。データ分析などのレポートが付加されるケースも多くあります。アポイント数やコール数に関わらず費用が発生するので、一般的に発注する場合のハードルが高くなりますが、また専任のディレクターやSV(スーパーバイザー)が担当につき、しっかりPDCAを回してくれるのが特徴です。

テレアポ代行依頼時に最も重要なことは「テスト運用」

「成果報酬型」の他に、「コール数報酬型」、「月額固定型」などの料金体系を紹介しましたが、料金体系だけで、テレアポ代行の優劣を決めることはできません。

もっとも重要なことは、稼働開始時に「テスト運用」を実施することです。

テスト運用では、アポイントの品質をすり合わせたり、アポイント獲得における工数などを調査したりします。テレアポ代行会社は、このような認識のすり合わせや、案件の難易度を本運用前に認識することで、想定アポイント率や、1アポイント獲得における費用が見えてきますので、適切な料金体系のご提案が可能です。

本運用にあたってはテスト運用で得られた情報を元に相談することができるため、発注側も料金体系や単価について納得することができ、テレアポ代行会社とも良好なパートナー関係を築くことができ、中長期でテレアポ代行会社へ外注を考える場合、費用対効果についても大きく想定を下回ることが結果的に起きにくくなります。

赤裸々に実情を記載いたしました。
テレアポを外部委託する事になり、プロジェクトを立ち上げて稼働させるということは、
非常にお客様にとっても工数がかかるものです。
そのため、選定は慎重に行っていただき、長いお付き合いができるテレアポ代行会社を選定することをおすすめいたします。
ぜひ、皆さんがテレアポ代行会社を選定する際のご参考にしていただければと思います。

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